2011年10月31日月曜日

浜谷俊輔さん

早いもので、明日から11月になります。
イベント当日は、きっと冬の気配が色濃くなってきていることでしょうね。
すでにご予約をいただいている方もいらっしゃり、本当にありがたいです。

出演者の演奏をまだ聴いた事のない方もあるかと思いますが、良い演奏と良い時間を楽しんでいただけると自信を持っています。
是非お友達も誘って、十三に遊びにいらしてください。
(ご予約はこちらにて受け付けています。)


前回に引き続き、出演してくださる方の紹介(というか個人目線の感想)です。
今回ご紹介する出演者の方は、浜谷俊輔さんです。

浜谷俊輔さんは、大阪を中心に活動されている、シンガーソングライターです。
他の出演者の方に比べて、まだキャリアは短いのですが、自主制作のCDやライブで、既に素晴らしい曲をいくつも発表されています。

彼が聴かせてくれる演奏は、とても細やかで、独自の詩とメロディーに触れることができます。
トラディショナルから現代まで、主にカナダやアメリカの文学・音楽に興味を持っておられるようで、その影響は楽曲にも表れています。

たまに「さわやか」と書かれていたりもする彼ですが、個人的には音楽性という意味では、この表現はあまりしっくりこないなぁと感じます。
私は浜谷さんの曲はどこか不安定さというか、浮遊感を感じるところが魅力じゃないかなと思っています。演奏そのものが危ういわけでは全くなく、むしろとても丁寧に聴かせてくれるのだけれど、なぜかゆらぎが感じられる。

身体の力を全部抜いて、水の上に乗っかってる時のような。決して安定したものの上にいる訳ではないのだけれど、不思議と気分は落ち着いている、という感じでしょうか。でもそれが心地よかったりする。浮き輪とかハンモックに揺られているイメージです。

前回ご紹介した、良元優作さんは夜のイメージがありますが、浜谷さんの曲は
朝方の、まだ日の昇りきっていない静かな空気に、よく似合うなぁと思っています。
(実際私は朝に良く聴いています。)

同じタイトルの曲もありますが、カラフルというよりは「モノクローム」。
歌詞・メロディーひとつひとつが、まるで映画のワンシーンを切り取ったみたいに、印象的です。
個人的には、連続したストーリーとうよりは、曲それぞれが「ワンシーン」であり、「ワンカット」であるという印象が強いです。ある瞬間瞬間に、はっとさせられます。

きっと静かな環境でゆったり聴くにはぴったりの音楽です。
まだ聴いたことのない方は、是非お楽しみに。
メロディーに揺られて、心地よい時間を過ごしていただける事と思います。
ウェブサイトから、楽曲の試聴もできますので、興味をもたれた方は、チェックしてみてください。
(スタッフN)

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