2011年10月17日月曜日

良元 優作さん

  イベント当日まで、あと約1ヶ月となりました。
告知の通り、今回のイベントには3人の素敵な方たちをお招きします。
筆者の個人的な印象や感想になりますが、これから少しずつ、出演してくださる方々の紹介をしていきたいと思っています。
すでにご存知の方もまだ未体験の方も、多くの方に興味をもっていただけたら、うれしいです。

三者三様、表現のしかたは異なりますが、本当に気持ちの良い音楽を届けて下さる方達です。
我々スタッフも含め、当日はきっと良い時間を皆さんと過ごすことができると思っています。皆さんも是非、一緒に会場で生の演奏を楽しみましょう!


良元 優作(よしもと ゆうさく)
アコースティック・ギターを弾き語るシンガー・ソングライター。代表曲『満月の手紙』は、故・中島らも晩年の愛聴歌だったという。好きな歌手は、有山じゅんじ、ルイ・アームストロング、ニーナ・シモン、高田渡、木村充揮など。(公式プロフィールより抜粋)

 友人から、良元優作さんという人がとても良い歌を歌うと聞き、興味はもっていたものの、お恥ずかしながら、良元さんの演奏を生で聴かせてもらったのは、つい先日のことでした。
ご本人にも言ってしまったのですが、良元さんの演奏はまるで黒人のブルースマンのように迫力がありました。うまく表現できませんが、「芸能」という言葉がしっくりくるような気がしています。
職人気質というか、どっしりとした安定感があって、どこか泥臭くもある、でも古いとか新しいとか、そういう型にはまらない、自由な印象。良元さんにしか出せない声で繰り広げられる世界に、懐の広さを感じました。
 ご存知の方には頷いていただけると思うのですが、演奏する曲がオリジナルじゃなくても、オリジナルとはまた別の魅力をたたえた曲に生まれ変わらせていて、そこにも良元優作さんの演奏や声が持つ力を感じています。私はCDにも収録されているトラディショナルの曲以外に、今回出演してくださる鈴木常吉さんの曲数曲と、Paul Simonのカバーを聴いたのですが、とても新鮮で、新しい歌を聴いているみたいでした。

 ところで話はそれますが、良元さんの「へたくそな歌」という曲の中に、「魔法ビンにビールを入れて」というフレーズがあります。
個人的に、このことばがものすごく気になっています。
私はビールをほとんど飲まないのですが、この歌を聴くと、魔法瓶から飲むビールはどんな味がするのだろう、やっぱり炭酸がちょっと抜けて、ぼやけた感じになるのだろうかとか、そもそも良元さんは魔法瓶にビールを入れる人なのだろうか?と、どうでもいい事に気を取られています…。

 それはさて置き、私にとって良元さんの曲は、夜遅くにちょっと外出する時、自分が感じるよくわからない高揚感みたいなものと、歌の内容が妙にしっくりくる感じなのです。
「へたくそな歌」も、当日会場で聴くことができるかも知れません。きっと十三の夜にもぴったりだと思います。気になる方は、是非CDを聴いてみてください。

(スタッフN)

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